物価高の中で、価格が変わらない・下がっているものは何か?

暮らし日記

2026年3月 / 生活費の話

物価高の中で、
価格が変わらない・
下がっているものは何か?

2026年3月26日 | 読了約3分

物価高のニュースばかりで気が滅入りますが、実はこの2026年3月、すべての価格が上がっているわけではありません。

むしろ、「企業の意地」や「天候による供給過剰」、さらには「年度末の集客争い」によって、価格が据え置かれたり、実質的に値下がりしたりしているものがいくつか存在します。

今すぐチェックしておきたい「逆行安・安定」アイテムをジャンル別にまとめました。

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2026年3月:物価高に負けない「おトク・据え置き」リスト

カテゴリ項目状況おトクのポイント
食品(生鮮)キャベツ・レタス▼ 値下がり暖冬と栽培技術向上で3月は記録的豊作。平年より2〜3割安く安定。餃子・サラダで食費をカサ増し。
食品(外食)なか卯の親子丼据え置き他チェーンが値上げする中、「450円」を維持。ワンコインに近づく他社との割安感が際立つ。
食品(小売)イオン「トップバリュ」増量品実質値下げ春トク祭りで最大100%増量(3/20〜3/31)。価格そのままで量が増え、単価ダウン。
アクティビティアソビュー!「春SALE」期間値下げ水族館・動物園・テーマパークが週替わり割引。3/31まで最大14%OFF。春休みのレジャー費を削減。
レジャー東京ドームシティ「春割」時間帯割引午後からのパスポートが割引価格に。3/3〜5/31。混雑緩和も兼ねたタイパ重視の設定。
旅行熱海・伊豆エリア宿泊キャンペーン割JR東日本連携で平日・休日の宿泊が5,000円引。月末の「直前割」も狙い目。

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賢く立ち回るためのポイント

🥬 葉物野菜で食費をガード

3月はキャベツが非常に安いです。逆に、寒さに弱いきゅうり・ピーマンは高値傾向にあるため、今は避けるのが正解。うまく切り替えるだけで食費を大きく抑えられます。

🏪 PBキャンペーンを狙う

イオンなどの大手チェーンは4月の本格値上げラッシュを前に、3月末まで「価格凍結」や「増量キャンペーン」を打つ傾向があります。今月まとめ買いしておくのが賢明です。

⚡ 電気・ガス代は「4月請求分」に要注意

政府の補助金が3月使用分(4月請求)から縮小4.5円→1.5円/kWh)されます。今月の請求額よりも、来月の跳ね上がりを今のうちに警戒しておきましょう。

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値下げ・価格が下がった商品・サービス

値下げの主役は小麦と補助金つきガソリンです。輸入小麦の政府売渡価格は2025年4月期・10月期と2期連続で引き下げられ(▼4.0〜4.6%)、豊作による国際相場の下落が主な要因です。ただし、家庭用小麦粉への恩恵は約0.6%程度にとどまっており、他のコスト増に埋もれているのが実情です。

カテゴリ品目・サービス変化の目安備考
食品原料輸入小麦(政府売渡価格)▼ 4.0〜4.6%2025年4月期・10月期と2期連続引き下げ。豊作による国際相場下落が要因。
食品家庭用小麦粉(一部銘柄)▼ 約0.6%日清製粉等が2025年8月に一部値下げ。ただし恩恵は限定的。
エネルギーガソリン・軽油(補助金効果)▼ 最大25円/L政府「燃料油価格定額引下げ措置」により実質値下げ。2026年3月に再開。
通信・デジタル格安SIM・スマホ通信費▼ 長期低下傾向大手3キャリアの廉価プラン普及・MVNOの競争激化で実質的に低下傾向。
家電型落ち家電(テレビ・冷蔵庫等)▼ 大幅値下げ3月・9月の決算期に旧モデルが大幅値引きされる慣例。今が狙い目。
旅行・宿泊格安航空券・LCC▼ セール多発LCC各社の競争でセール価格は継続。早期予約・平日は低価格を維持。

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価格据え置き(値上げしていない)主な商品

「据え置き」は企業の戦略的判断の結果です。すき家は牛丼メニューの価格を維持し、日本ハムも人気の「シャウエッセン」を据え置きにして消費者への配慮を示しています。人気商品を値上げしないことで客離れを防ぐ狙いがあります。

カテゴリ品目・サービス状態備考
外食すき家「牛丼」メニュー据え置きカレー等は値上げも、牛丼メニューは集客の”要”として価格維持。
食品日本ハム「シャウエッセン」据え置き220品目の値上げを実施しつつも、看板商品は消費者への配慮で価格維持。
100円ショップダイソー等 100円商品主力は据え置き一部200〜300円商品への移行はあるも、主力の100円ラインは維持。
ストリーミング動画・音楽配信サービスほぼ据え置きNetflix・Spotifyなど主要サービスは国内で大きな値上げなし(2025年時点)。
外食マクドナルド「基本セット」部分的に据え置き一部値上げがあるものの、バリューセット等は価格競争力を維持。

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参考:値上がりが特に大きいカテゴリ

カテゴリ代表品目値上げ幅の目安主な要因
米・パックご飯白米、パックご飯▲ 20〜50%以上記録的な米不足・猛暑
調味料みそ・ドレッシング・スパイス▲ 15〜30%原材料高・輸送費増
酒類ビール・チューハイ・焼酎▲ 8〜20%容器・原料コスト増
乳製品牛乳・チーズ・ヨーグルト▲ 5〜12%生乳価格上昇
電気・ガス家庭向け光熱費▲ 補助終了後に上昇政府補助終了・エネルギー高

⚠️値下げ・据え置きの商品は値上げラッシュの中でかなり例外的な存在です。小麦粉の値下げも、人件費・物流費の上昇により最終製品価格には反映されにくいと農水省も指摘しています。

💻 余談:PCパーツについて

PC好きの方には少し残念なニュースかもしれませんが、Ryzen 9000シリーズ等の最新パーツはAI需要による部材不足で価格が強含みです。ただ、3月末の決算期に合わせて、型落ちとなるAM4/AM5の「ミドルレンジマザーボード」の在庫処分セールが各ショップで始まっています。アップグレードを狙っている方はチェックしてみてください。

まとめ:インフレ時代を生き抜くために

全体的に価格は上がっている中でも、まだ頑張っているところも確かに存在します。食品よりも、むしろサービス系は価格が上がりにくい傾向を感じます。

世の中は石油需要で大きく動いている節があり、今後も値上がりが続く可能性があります。かつての日本のデフレが終わり、インフレが定着しつつある今、「安いものを賢く選ぶ目」がこれまで以上に求められる時代になってきました。

型落ち家電のセールやLCCの格安チケット、旬の野菜など「賢く選べば安く買える」品目をうまく活用していきましょう。
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